脆弱性診断で分かる問題点とは

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コラム
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脆弱性診断で分かる問題点とは

手遅れになる前に手を打とう


WEB上の脆弱性診断を受けることは、とても大切なことです。
しかし、なぜ受けなければならないのかわからない人も多いのではないでしょうか。
脆弱性診断を受けることで様々なWEB上の問題点を知ることができます。
その問題点を知ることができれば、対策をすることや改善していくことが可能になるため、大切なのです。
この問題点とは、バグです。
バグを狙って攻撃を仕掛けてきます。
バグが起きているかどうかをチェックして、攻撃される前に手を打ちましょう。
少しでも改善するタイミングや気づきが遅いと攻撃を受けて情報漏洩など企業にとって大損失になる事件が起きます。
自分の会社はセキュリティー対策を行っているから大丈夫だと安心せずに、一度受けてみてはいかがでしょうか。

攻撃を受ける場所は様々


脆弱性診断によってわかるバグの種類も様々あります。
特に、SQLインジェクションを利用した攻撃は発生頻度が高く、被害に遭うと一気に大量の個人情報が流出してしまう危険性が高いため、最優先で対策することが大切です。
実際にSQLインジェクション攻撃を受けて複数回に渡る不正アクセスが発生し、メールアドレスやパスワードが外部に流出したという事件が起きています。
一度の流出で企業としての信頼が大幅に下がるため、とても危険です。
また、XSSというクロスサイトスクリプティングというものもあります。
これは、お問い合わせフォームなどの確認画面をはじめWEBサイト上で幅広い箇所で発生する可能性があります。
わずかなミスでもデータ改ざん、なりすまし、悪意のあるサイトに誘導させます。
これらの問題点は開発時に対策をしておかなければならない要件ですが、狙われやすくバグが起きやすい部分でもあるため、診断を受けて、改善、対策をすることが大切です。
被害の大きさに気がつくのはトラブルに遭ってからでは遅いです。
対策漏れの責任を問う判決事例も話題になっています。
損害賠償金の支払いは経営を圧迫させますが、それだけでなくこれまで築き上げてきた価値、信頼を全て失う怖さを理解した上で、早急に対応しましょう。