脆弱性診断の無料ツールと有料サービスの違いとは

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脆弱性診断の無料ツールと有料サービスの違いとは

無料と有料の特徴

無料と有料の特徴

脆弱性診断には無料と有料のサービスがあります。 できるだけお金をかけたくないと考える人も少なくありませんが、セキュリティ対策に関わることであるため、安ければいいというわけではありません。
また、高いからといってサービスの質が良いというわけでもないため、無料と有料サービスの特徴を知った上でしっかりと判断することが大切です。
まず、無料の脆弱性診断は、お金がかからないことが大きなメリットです。
しかし、専門知識がないときちんと使いこなすことができなかったり、何かトラブルが起きたとしても対処まで責任を持って行わなければなりません。
有料サービスの特徴は、診断をしてからのセキュリティ対策についてのアドバイスが受けられることです。
脆弱性診断は弱点を探すことができますが、その後にしっかりと適切な対策を行わなければ意味がありません。
素人は弱点があることを知ることができても、適切なセキュリティ対策の方法がわからないのではないでしょうか。
有料サービスはコストがかかるというのがデメリットですが、情報漏洩などのトラブルを回避するためにお金をかけて、しっかりとセキュリティ対策についてのアドバイスを受けることを検討してみてください。

2種類の診断方法

2種類の診断方法

有料サービスにはツール診断と手動診断という2種類があります。
ツール診断は機械的に弱点を調べます。
無料版でもツール診断ができるものがありますが、有料版の方が機能が豊富で問題が起きた時のサポートが受けられるものが多い傾向にあります。
手動診断は専門家が実際に手動で検査を行う方法です。
エンジニアが操作をして一つずつチェックしていくため時間はかかりますが、精度が高く、ツール診断では難しい複雑な弱点も検知することができます。
コストをかけるべきかの判断や、診断方法の選択はどのような問題を対処したいのか、何のために脆弱性診断を行うのかを明確にすることがポイントです。
価格については、数十万円から数百万円までと幅が広いですが、自社が求めているものに対して費用対効果の高いサービスを選びましょう。